SEOの結果,潜在顧客が検索エンジンで自社サイトを見つけて訪問したにもかかわらず,ほとんど何も見ずに帰ってしまうことがあります。潜在顧客が広告や検索結果をクリックし,自社サイト内で最初に訪れるページを閲覧開始ページ(ランディングページ)と呼びます。LPO(Landing Page Optimization:閲覧開始ページ最適化)とは,閲覧開始ページを工夫し,潜在顧客をページのさらに内へと誘うための施策です。LPO対応のため,トップページはこれまでよりもシンプル(数個のカテゴリ分類)になる傾向があります。
サイト内でLPO対策が必要となるページは閲覧開始数が多く,直帰率(最初のページのみが表示されて別のサイトに遷移する比率)が高いページになります。たとえば,以下に示す閲覧開始数ー直帰率グラフの右上の区域に該当するページは高い集客力があるにもかかわらず,そのページ以外見られていないことからLPOが必要なページであることがわかります。直帰率が高いということは,目的の情報がない,または気付きにくい,情報量が不十分などといった問題があると考えられますが,当事務所のアプリサイトのようにサポートが目的でサイト内の回遊を目的としていない場合は直帰率が高くても問題ありません。
なお,LPO実施の際はアクセス解析が行われていることが前提となりますので,ウェブサイトにアクセス解析を設定されていない場合は事前にお知らせください。
図:閲覧開始数ー直帰率グラフ(片対数グラフ)
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